はらぺこあおむし。
娘の大好きな絵本
『はらぺこあおむし』
この絵本を読んであげるたびに、昨春のあの恐ろしい出来事を思い出します。
家族でやんばるにいる両親の畑に遊びに行きました。
あたたかくなって畑にはモンシロ蝶が沢山舞っています。
“はいはいこっちに座ってジュースでも飲みなさーい!!” と母。
久しぶりに会う孫たちと楽しくユンタクしていると
母の雨靴の上を『はらぺこあおむし』が歩いているではありませんか~!!
チョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズと。。
娘がいつも歌っている『はらぺこあおむし』の歌を心の中で口ずさみながら
“♪ ば~ば~ はらぺこあおむしが遊びに来てるよ~!!♪♪ ”
“あい!!ほんとだ~!!”
と娘。
しかーし!!!
『あおむし』
ときいた母のあの優しい眼差しが一変
無表情で足をポーンとあげ、その『はらぺこあおむし』が地面に落ちるやいなや
そこからの
“かかとおとしーー”
“おりゃーー!!”
(母の心の声。)
あ゛あ゛あ゛ーーばーばーーーー
母にとって『はらぺこあおむし』は、畑を荒らす
『害虫』
にすぎないのです。
でもね。でもね。。
せめて孫の前でだけは演じてほしかった。