はらぺこあおむし。

ai子

2012年03月12日 10:00

娘の大好きな絵本


『はらぺこあおむし』


この絵本を読んであげるたびに、昨春のあの恐ろしい出来事を思い出します。




家族でやんばるにいる両親の畑に遊びに行きました。


あたたかくなって畑にはモンシロ蝶が沢山舞っています。



“はいはいこっちに座ってジュースでも飲みなさーい!!”  と母。



久しぶりに会う孫たちと楽しくユンタクしていると



母の雨靴の上を『はらぺこあおむし』が歩いているではありませんか~!!



チョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズと。。


娘がいつも歌っている『はらぺこあおむし』の歌を心の中で口ずさみながら




“♪ ば~ば~  はらぺこあおむしが遊びに来てるよ~!!♪♪ ”




“あい!!ほんとだ~!!”



と娘。





しかーし!!!



『あおむし』



ときいた母のあの優しい眼差しが一変



無表情で足をポーンとあげ、その『はらぺこあおむし』が地面に落ちるやいなや



そこからの






“かかとおとしーー”





“おりゃーー!!”
(母の心の声。)







あ゛あ゛あ゛ーーばーばーーーー







母にとって『はらぺこあおむし』は、畑を荒らす









『害虫』










にすぎないのです。









でもね。でもね。。











せめて孫の前でだけは演じてほしかった。